2019年センター試験(英語) 傾向と対策「第2問」

2019年センター試験(英語) 傾向と対策「第2問」

目次

第2問  A:適語選択問題(10問)
B:語句整序問題(3問)
C:文完成問題(3問)

◆ 傾向 ⇒ A・Bは語彙力重視の傾向! 
Cは他では見られない独特な形式の問題!

Aは4択空所補充形式の文法・語彙問題、Bは6つの語句を並べ替えて文を完成させる整序問題。Cは部分的に与えられた表現を3つつなげて1文を完成させる問題ですが、他の入試問題では見られない珍しい形式で、一見簡単そうではあるが、実際やってみるとできないケースが多いようです。Aでは基礎知識がインプットされているかが問われ、B・Cではインプットされた基礎知識をどれだけ応用できる力があるかが問われます。ただ、Bでは応用水準はそれほど高くなく、難易度はむしろAの方が高いくらいです。Cも実際の難易度は受験生が感じるほど高くはないが、受験生の苦手感は高いようです。
◆ 対策 ⇒ Aの対策がBとCの対策にもなり、第2問全体の得点向上につながる

BとCの形式に苦手感をもつ受験生は多いです。しかし、実際には受験生のAとB・Cの得点率は、ほぼ比例します。つまり、Aに間違いが少ない受験生ほど、B・Cとも間違いが少ないです。つまり、Aの対策がB・Cの対策にもなるということです。Aは問題集を通して分野別の基礎知識をコツコツ身につける以外にないですが、一つの注意が必要なのは、問題集を「繰り返しすぎない」ことです。1冊の問題集を何度も何度も繰り返して完璧にしようとせず、2~3回したら別の問題集に移り、同じポイントを別の問題で確認するほうが、効果は高いです。さらに、これで知らず知らずの間に応用力もつき、Aの対策がB・Cの対策にもなるのです。

2019年センター試験 大問別の傾向と対策

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