2019年センター試験(英語) 傾向と対策「第1問」

2019年センター試験(英語) 傾向と対策「第1問」

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第1問  A:発音問題(3問)・B:アクセント問題(4問)

◆ 傾向 ⇒ なじみの薄い単語も難題もない。知らない単語は1つも出てこない!

Aは、与えられた4つの単語内に引かれた下線部のうち、発音の異なるものを1つ選ぶ問題です。Bは与えられた4つの単語のうち、第1アクセントの位置が他の3つと異なる1つを選ぶ問題です。形式・分量・難易度すべてにおいて大きな変化は見られません。かつては第1問に文強勢問題(1文の中のどの単語を強く読むかを問う問題)などが出題されていたこともあったが、近年はすべて単語に焦点を絞った出題に形式は定まっており、出題される単語もすべて受験生にとって馴染み深い単語ばかりで、「難語」は出題されていません。当たり前に使用される単語の「スペル」と「音声」が正しく結びついているかどうかを問う、という出題方針が徹底されています。

◆ 対策 ⇒ ひと通り意味を暗記した後、出題ポイントを確認!

英語が得意な人は、普段から新しい単語を覚える際に発音やアクセントを意識して覚えているでしょう。その学習方法は理想です。しかし、英語が苦手な受験生にとって、理想はそうですが現実にはあまりに負担が大きすぎ、賢い勉強方法とは言えないでしょう。
英語が苦手な受験生にとっての賢い勉強法は、まずは英文法の問題を解くためや、長文を読むために必要な単語を単語帳などを利用して暗記していきます。その後、ひと通りの基本単語を暗記し終えると、センター試験の第1問A・Bと同一形式の問題を数多く解く練習を重ねることで、発音問題頻出語とアクセント問題頻出語を確認し、1つひとつの単語の「出題ポイント」を覚える作業をするようにします。
第1問対策は、この2段階で行うのがポイントです。

2019年センター試験 大問別の傾向と対策

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