大志学園 成績向上のメカニズム

第1段階 『学習フォーム』を確立する

学習フォームとは、勉強する意義を理解することから始まり、長時間学習することの出来る『学習体力』をいう。

第2段階 『各パーツの内容を理解する』

参考書を読むことや、授業を聞くことで内容の理解を行う。さらに、それでも理解できなかった場合は先生に質問をし、理解する。英単語などのように丸暗記をすることから始める方が効率が良いものもあるが、大部分の場合は、内容を理解する必要がある。

第3段階 各パーツを自分の頭に当然のこととしてインプットする

理解した内容を、反復することによって、頭の中にたたき込む必要がある。 大学入試は各パーツを覚えることが目的ではない。 覚えたパーツを使って思考し、答えを導き出すことを求められる。 したがって、パーツを理解し、覚えた上で、さらにはいつでも簡単に引き出すことの出来るレベルまで昇華させておくことが必要。

第4段階 各パーツが複合化した中から必要なものを認識し思考する

大学入試におけるもっともキモの段階である。この段階を超えなければ、第1~3段階を超えても、成績は上がらない。 とくに英語や数学、国語ではそれが顕著である。 考えることを拒んでいては、乗り越えることができない。 しかし、考えるコツがわかってくれば、入試基本レベルなどでは意外と簡単にクリアできる。この段階の深さが、大学のレベルと言ってもよいだろう。

第5段階 情報認識、思考のスピードアップ化

大学入試は知識と時間の使い方(タイムマネジメント)が問われるものである。 どれだけしっかり内容を理解しようとも、またそれを覚えようとも、さらにはそれらを用いて思考する力がついたとしても、決められた時間内で処理出来なければ、入試において合格点を得ることはできない。

第6段階 論理的推理力の強化

センター試験レベルでは上記の第5段階までで大丈夫ですが、国公立二次試験や関関同立などの難関私大では、未知のパーツを用いることが要求される場合があります。 そんな場合、前後関係などを推測し、それが何かを推理し、その上で思考してゆく力も求められます。