志望校を決めよう!【学部編】その3                   『法学部』ってどうなの?

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法学部とは・・・

 日々志望を決めることに悩んでいる高校生は少なくありません。

高校3年生で受験勉強が夏に向かって勢いを付けなければならないこの時期でも決めることができない受験生も多くいます。今回はそうした中で文系志望者との会話でしばしばでてくる、「法学部ってどうなんですか」という問いにお答えしたいと思います。

 まず、法学部は経済学部や社会学部と同じ社会科学系の学部で、法学部の中には法学・政治学・政策学が含まれます。

学生の男女比は例年2対1となっています。

法学と政治学は社会にある多くの問題や現象を法と政治というふたつの観点で秩序をもってだれもが平等で安全に暮らせる社会を築く上での基盤となる学問です。

政策学は国内外にある社会問題の解決策を探る学問です。

 法学部での学びの中心は法律や条文を覚えることであるように思われがちですが、そうではなく法学の学びの中心は各法律の解釈の仕方や新しい法を創るための考えや、法的な考え方や感覚(リーガルマインド)を磨くことが学びの中心です。

法学を学ぶことは、社会で起きるさまざまな問題に対して法的根拠を基に論理的にかつ公平にとらえる力を養うことです。

どんな職業に就職するのか

 法学を学んだ学生は法曹(裁判官・弁護士・検察官など)に進む学生もいますが、多くの学生は一般企業や公務員の道に進みます。

現在、一般企業においてはコンプライアンス(法律を守り活動すること)を重要視していますので法律についての知識は欠かすことはできません。

また、公務員を目指す場合は行政に関するさまざまな法律の知識や感覚を持っていることで優位に立つことができます。

 法学部を卒業した学生の進路については、法科大学院を含む大学院の進学率は法学部全体の4~5%ほどです。

その中でも国立大からの進学率は15%ほどで公立大・私立大学よりも多くなっています。

就職については「法学部はつぶしが利く」という言葉があるように、法学系学部を卒業した人の多くは一般企業や公務員などさまざまです。

その理由は上に記載したように、法的思考力を身につけた人材が社会では必要とされているからでしょう。

進路が見つからないと考えている方は法学部も検討してみてはどうでしょうか。

多くの高校生にとって志望学部を決めることは簡単ではありませんが、大志学園では進路指導についての相談も随時受け付けています。

 大志学園では6月10日より夏期講習のお知らせを行っています。

夏期講習は夢や目標を叶えるための飛躍のチャンスだと捕えています。

夏に向かって益々頑張って行きましょう。

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