夏は受験の「天王山」。時間を無駄にせず、5つのことを心がけて効率的な夏休みを送っててもらいたいと受験生に伝えています。
1つ目は、目標を定めること。「1日最低10時間勉強する。」ではなく。
具体的に「英語は文法を完成するために△△を仕上げる。」「数学はBのベクトルと数列をチャートの基本問題を仕上げる。」といったように、科目や単元を決め、何をどこまで到達するかの目標を決める。そのためには得意、不得意を分析し具体的にメニューを考える。
2つ目は、基礎を固めること。「夏の内に基礎を固めること」は受験勉強の鉄則です。
基礎固めとは教科書内容の定着です。2学期以降に入試問題や、読解問題に進むためには、国語や英語では単語や語彙・文法や語法、数学では公式や基本的な解法、理科や地歴・公民の概要や用語など暗記すべきことや理解しておかないといけないことを計画的に学習する。
1、2年の定期テストを見返し、振り返ることでしなければいけない科目や単元を見つけるのも一つの方法です。
3つ目は、規則正しく生活をすること。早寝早起きは基より、朝、起きてから何時にどこで何を勉強するまでを決めるとさらに規則正しく生活できます。生活のリズムを一定に保ち、夜型にならないようにすること。
例えば朝から昼までは学校で4時間勉強する、昼からは夕方までは塾の講習や自習室で5時間勉強する。夜は家で3時間勉強する。といったように場所を変えて勉強することでリズムを作り、移動が適度な運動となって気分転換にもなります。
4つ目は、大学について調べる。最大のモチベーションは志望校に対する強い思いです。
受験勉強で苦しくなった気持ちを押し返してくれるのは、自分が志望校で学び過ごしている姿のイメージです。
ですから、大学案内や学部ごとの冊子、ホームページなどを参照して、志望校に対する憧れを強く持つことは受験勉強の励みになります。
また志望校の赤本などに載っている受験問題の傾向と対策を分析することで、勉強の方針も見えてきますのでモチベーションも上がります。
5つ目は、気持ちを安定させること。1ヶ月以上に及ぶ夏休み。
疲れとマンネリで、夏休みの後半は勉強に向かう気持ちが切れてしまったという受験生は少なくありません。
小さな目標を立て達成感を感じることや、思うように予定が進まないときは予定を組みなおすこと、時にはリフレッシュすることで長い夏を安定した気持ちで乗り越えることが大切です。
実りのある秋に向かって、充実した夏を過ごしましょう!
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