9月下旬になると秋の気配を感じる日が多くなります。
秋は様々な秋に例えられますが大志学園とっての秋は「勉強の秋」ということになります。
春から夏にかけて気温が上がって行く中で勉強するよりも秋から冬にかけて気温が下がっていく時期のほうが過ごしやすく長い時間集中して勉強できます。
この秋、高校生には大いに勉強に時間をかけてもらいたいと考えています。
高校3年生の秋
さて、秋の勉強を考えるとき、その内容と意識する観点は学年によって違いがあります。
高校3年生は受験生ですので、入試に向けてこれまでに身に付けた知識の整理と定着、それと共に知識を利用し文章を読み解き、問題を解く実践演習に移っていきます。
この段階の勉強は多くの時間を問題と向き合いますので、集中し気付かないうちに時間が経過します。
ですから「時間がない」といった感覚になります。
だからこそ、目の前のしなければならない課題をひたすら消化するのではなく、問題を解くたびに不足している知識やしなければならないことを整理して、するべき課題を選択する必要があります。
整理し考えながら進んで行くことが大切です。
高校2年生の秋
そして、高校2年生は冬には本格的に受験勉強を始めます。
受験勉強の初期段階は高校1年生から学習した内容の復習から始まるのですが、多くの高校生にとって高校2年生の2学期に学習する内容が入試で必要な内容の中で最も難度が高く重要な内容になります。
この時期に初めて習う内容が苦手になってしまうと受験勉強をする時に克服するために苦労することになります。
だから、現在学習している内容の理解と定着に充分な時間を使うことが大切です。
高校1年生の秋
高校1年生は夏を越えた秋に入ると、全体的に学力の差が開いてきます。
その差は定期テストの得点の差だけではなく、学習内容の定着の差で、この差ができる大きな要因は勉強時間の量です。
そしてまた、その差を埋めるためにも多くの時間を必要とします。
高校生活の慣れやクラブ活動など勉強以外での活躍からくる勉強量の不足が先々までの学力差に現れてきます。
だから毎日の勉強の継続が最も大切です。
どの学年どの時期にも共通して言えることなのですが、夏から秋に季節が変わる時期に大切なことは整理をして考え、実行する。
そしてそれを継続することができれば大きな飛躍に繋がるのが「秋の勉強」
です。
もうすぐ、2学期の中間テストが始まります。1学期を超える頑張りで大きく飛躍してください。
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