7月に入ると各高校では期末テストが始まります。
中間テストの反省を生かし目標を達成して1学期を終えて欲しいと思っています。
いつも定期テストが終わって結果が帰ってくると、「もう少し早くからテスト勉強を始めるべきだった」という反省の言葉をよく聞きます。
だからといって、1ヶ月も前からテスト勉強をするわけにはいきません。
定期テスト直前の学習よりも普段の学習は、より深い理解や確実に知識を定着させることを大切に行います。
普段の学習はテスト勉強ではありません。
テストの点数を取るためにはこれからの2週間が勝負です。
理想はすべての科目で100点満点を取ることで、またそれに向けて普段から学習を積み重ね、その過程で定期テストがあるという状況かもしれませんが、ほとんどの高校生はそうではありません。
ですから、いくつかの科目を未完成の状況で定期テストを受験することになります。
ということは、現状の確認と、残り時間で各科目の目標点数とその点数を取るのに必要な、およその時間を考えて最大の成果を求めていきます。
これは、受験勉強でも同じことが言えます。
高3生の夏の終わりまでは各人に必要な基礎事項の理解と定着に主眼を置いた学習に終始します。
2学期に入ると、受験勉強は受験する大学の傾向と対策をしっかりと行い、目標とする合格点をとるために計画を立て実行して行きます。
定期テストは、受験に向けてのラストスパートの力を養う絶好の機会ともいえます。
計画を立て集中力と馬力で期末テストを乗り切ってください。
「がんばれ高校生!」
ただし、わからないことは放っておかず、「テスト対策個別指導」を利用して「わっかた!」を実感してテストに向かってくださいね。