ラスト1ヶ月はコンディションの調整

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コンディションを整えよう!

 共通テストまで30日を切りました。

試験1ヶ月前からはコンディションの調整時期に入ります。

受験では試験直前まで自分を追い込んだ勉強をする受験生がほとんどですが、スポーツの大会や試験のような一発勝負のときは、当日のコンディション次第で力を発揮できるかどうかが決まります。

 では、試験中の理想的な状態はどのような状態かというと、スポーツでいうとところの「ゾーンに入った状態」です。

その状態を作ることができれば、本番で実力以上の力を出すことはできないとしても、実力を100%発揮できることは期待できます。 

その状態を作るためには、心身ともに充実した状態を作る必要があります。

心においては前回のコラムでお伝えした、「程よい緊張」があること、そして、「脳に疲労がない」こと「ポジティブなとき」です。

 「脳に疲労がない」状態を作るには脳を使わないことですが、受験ですので勉強をすると脳は疲れます。

勉強で脳が疲れるのは仕方ありませんが不安=ネガティブな感情で脳を疲弊させることはできるだけ避けなければいけません。

ネガティブな感情を持たないために

 受験には「ネガティブな感情」が付きまといますが、その場合にお勧めするのが声を出すことです。

ヒトは考えるときに脳の中の言語を司る箇所を使うので、声を出すことで不安なことを考えられないようにすることができます。

不安で頭がいっぱいになるときは、声を出すと良いでしょう。

ただ声を出すだけでなく、音読して勉強することも合わせてお勧めします。

 また、受験直前はできない問題ばかりを解くのではなく、できる問題やできた問題で脳に自信を持たせることで「ポジティブな感情」を持つことができます。

一方、難問で解けないと「ネガティブな感情」を持ってしまいますので難問に対峙した場合、時間を掛けずに答えを確認し知識に変える勉強を心がけるようにしましょう。

生活リズムを整えよう!


 身体のコンディションについては、風邪などを引かないように心がけることは言うまでもありませんが、試験時間に合わせて少しずつ規則正しい生活に変えていき試験時間に頭が働く状態にしていくようにしなければなりません。

受験生は睡眠時間を削ってでも試験直前まで学力を伸ばしたいと夜遅くまで机に向かってしまいますが、睡眠時間が不足していると試験中に実力を発揮することはできません。

ですから、自分に合った睡眠時間を確保するようにしてください。

上記のように心身のコンディションを整えることは合格には欠かすことはできませんが、受験生にとって一番大切なことは最後の最後まで学力を伸ばすことができると信じること、そして必ず合格すると信じて最後まで頑張ることです。

ゴールはもう少しです。頑張りましょう。

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