不安と緊張……
12月は受験生にとって大学受験というプレッシャーが日々大きくなる時期で、合格できた喜びを想像しつつ、合格できないのではないかという不安を抱え、それを振り払おうと目の前の受験勉強に打ち込む毎日です。
特に国公立大を志望する受験生にとっての共通テスト(2025年は1月18日(土)・19日(日))は一回きりの受験で科目数が多くその試験の内容量も多いため学力と合わせて処理能力が問われる受験ですので、そのプレッシャーの大きさは他の試験と比べても大きいです。
また、1月末から始まる私立大学の一般入試や2月後半から実施される国公立大学の二次試験でも『緊張』は全ての受験生に降りかかります。
受験の結果は今までしてきた努力の成果であることは言うまでもありませんが、受験当日の『緊張』の仕方によっても試験の『でき』が変るのは確かなことです。
緊張は誰でもする!
そこで今回は大志学園が受験生に伝えている『緊張』についての考え方の一部をお伝えしたいと思います。
入試本番は思いのほか誰でも『緊張』するものです。
良い結果を出したいという思いが強ければ強いほど、脳にかかるストレスは大きくなりますから、受験生が『緊張』するのは当然です。
更に、初めての試験や一回きりの試験では言うまでもありません。
まず、全ての受験生は「良い結果を出したい」「合格したい」という思いを持って試験に挑んでいるものですから、「人も自分と同じように緊張しているのだ」と言い聞かせて落ち着くことです。
自分では『緊張』していないつもりでも、心と身体は無意識の『緊張』から、手が震えたり、頭がいつもより働かないことがあります。
しかし、『緊張』は悪いことばかりではありません。
集中力を引き出し普段よりも良い結果をもたらすことも多くあります。
自信を持って挑もう!
その、集中力を引き出すためには事前の十分な準備が必要です。
それは試験の練習です。
これから試験まで何度も過去問題を解いて試験に備えますが、そのとき時間を計りできる限り試験をイメージして問題に挑むようにすること。
そして、「これだけのことはできる」という自信を植え付けること。
更に、模試を受験したときに気になったことなども思い出して問題を解くことです。
例えば、解答の番号が何回も続くと間違っているように感じたことや、知らない単語や知識が正しい答えのように感じることなどは誰でも試験中に感じた覚えがあることと思いますが、自分の知識や答えに自信を持つことが大切です。
自分の力を信じて、また自分の力以上のものを期待せず、いつも通りの力を出すことを自分に言い聞かせてください。
そうすれば『適度な緊張』を持って試験に挑むことができ、その結果、良い点や合格を手にすることができると考えています。
いよいよラストスパートです。
プレッシャーを味方につけてゴールまで走りきって欲しいと思います。
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