社会学部では何を学ぶの?
志望学部についてのカウンセリングをしているときに、よく文系志望の塾生から「社会学部って何を勉強するところですか?」という質問をもらいます。
今回は『社会学部』についてお話させていただきます。
社会学とは、現在の社会(家族から国家や世界)における全ての現象を対象として、人と社会の関係や社会の仕組みを考え、社会が抱える問題の原因や、その解決法を探る学問です。
ですので、範囲はとても広いのですがその中から、興味や関心があるテーマを見つけて研究することができるのは、社会学を選ぶ魅力の一つだといえます。
社会学を専攻すると、社会学の基本的な考えや成り立ちを学びます。
さらに、さまざまな問題の現象を観察・取材するフィールドワークが多くの大学で行われることも社会学の特徴です。
そこで、得られた資料からデータを科学的に解析する方法を学ぶことも社会学での学びの重要な要素です。
また、大学によってはマスコミやSNSといったメディアについて学ぶ『メディア学』や地域発展を考える『観光学』、人間の心について学ぶ『心理学』も社会学部に含まれる場合があります。
上記のように幅広い選択肢の中から自分の学びたいテーマを選ぶことができるため、学びたいことが社会学部にある場合も多くありますし、また受験時に学部を絞りきれない受験生にとっては志望学部にし易いと言えます。
どんな特徴があるの?
社会学部の学生の男女の比率については全般的に、法学・経済・経営・商学部系といった社会学系の学部の中では女子の比率が高いのが特徴です。
進路については就職率が高く文系学部の中でも高くなっています。
就職先は大学での専攻によって業界や職種に差が出るようですが、全体的にさまざまな業種の企業に万遍なく就職しているのが社会学部の特徴です。
社会学部は学ぶ内容の中身や専攻の選択が大学により違いがありますので、志望する大学のパンフレットやシラバスをよく読んだ上で受験を考えることが必要です。
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