意思決定とは
多くの高校生は毎日決まった時間に起床し、制服を着て学校に行き、時間割に沿った授業を受け、人によってはクラブ活動をする。
そして、帰宅してからはその日の復習と次の日の予習や課題に向き合うといった規則正しい生活を送ります。(もちろんこれはあくまで予定上の生活ですが・・・)
毎日の生活の中に些細な意思決定はありますが、選択を必要とする事柄は多くありません。
しかし、大学生、社会人になるにつれて、今日はどの服を着て行くか、何を食べるか、何をするか。といった、ちいさな事から人生を左右する大きな事まで、毎日数え切れないほどの選択をするための意思決定を行っていきます。
そして、意思決定は常にその答え合わせが付いてきます。
今日食べることを選択した食事は明日の身体を作り、選択した進路は履歴書となり、選んだ就職先は経歴書となります。
意思決定の月
11月は高校生にとって重要な選択をする意思決定の月です。
高1高2生は理系に進むのか、文系に進むのか大きな分かれ道です。
高3生はいよいよどの大学のどの学部を受験するのかを将来の姿をイメージして意思の決定を行わなくてはなりません。
そして意思決定の答え合わせは、受験の合否ではなく、何年も先になって出てきます。
意思決定を行うには、多くの「知識」と先を踏まえて「考える力」が必要です。
知識と考える力がなければ、正しく物事を選び決定することは困難です。
知識や考える力がなければ「なんとなくそう思う」といった抽象的な情報だけに頼った決定になり、くじ引きのような当りはずれがあるような選択になってしまいます。
「知識」はそのもの自体がどのようなものであるかを知っているということと、それを選択するとどのようになるかを知っているということです。
食べ物でたとえると、含まれる栄養やカロリーと食べることによって身体にもたらされる影響を知っているということです。
これから多くの意思決定を行う上で必要な「知識」と「考える力」を身に付けることこそが勉強で、問題を解き正しい答えを導き出すということとも同様に大切なことだと大志学園は考えています。
また、受験勉強は意思決定をして選択した目標をかなえるという大きな目的があるのは言うまでもありません。
そのときの選択が良い選択だったと思えるようにするためには、幾多の困難を越えていく強い意志と心と実行力が必要です。
大学受験は、そうした多くの力を養いながら目的に向かって努力する大切な機会だとも考えています。
大志学園は塾生の意思決定に必要な「知識」を提供することはもちろんですが、目的を達成するための多くの力も提供していきたいと考えています。
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