やっぱり家康はすごい人!

今年のNHK大河ドラマでは近代日本経済の父といわれる渋沢栄一を主人公にした「晴天を衝け」が放送されています。
7月4日の放送で徳川家康の遺訓を吉沢亮扮する渋沢栄一と草彅 剛扮する徳川慶喜が二人で唱和するシーンがありました。
その、徳川家康の遺訓をご紹介したいと思います。

目次

『徳川家康の遺訓』

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。

不自由を常と思えば不足なし。

こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。

勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば、害その身にいたる。

おのれを責めて人をせむるな。

及ばざるは過ぎたるよりまされり。

おおよその意味は、

  • 人の一生は重い荷物を背負って遠い道を行くようなものだ。急いではいけない。
  • 不自由を当たり前と思えば不満は生まれない。
  • 贅沢したいと思ったら、貧しく苦しかった時のことを思い出して我慢しなさい。がまんすることが無事に長く安らかでいられる基礎で、「怒り」は敵と思いなさい。
  • 人は負けたり、失敗し、辛い思いをすることで本当の力が養われます。勝ちばかりを体験し、負け知らずであれば、傲慢な人となり何時か壁にぶつかります。
  • 自分の行動について反省し、人にその責任を転嫁してはいけません。
  • 足りないと思うほうが、足り過ぎていると思うよりは優れている。

徳川家康のこの言葉は、すべての人にとって意味のある言葉です。
私たち大人にとって意味のある深いことばだと思いますが、目標に向かってがんばっている高校生にも大変意味のある言葉だと思います。
高校生の皆さんにも唱えて心に留めてもらいたい言葉だと思います。

さて、大志学園では今週7月23日(金)から夏期講習が始まります。
参加してくれるすべての高校生がそれぞれに、胸に強い思いを持って夏期講習に参加してくれます。
大志学園はその思いに応えて、受講生すべてが飛躍し目標を達成できるようにサポートをしていきたいと思います。

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