この季節の頑張り次第で大きな差が!!
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中間テストも終わり、10月も下旬にさしかかりました。10月23日は,暦上では『北国や山間部では、霜が降りて朝には草木が白く化粧をする頃。野の花の数は減り始め、代わって山を紅葉が飾る頃である。』といわれる霜降でした。いよいよ秋本番、晩秋にさしかかりました。
『天高く馬肥ゆる秋』とあるように、日本では、夏の間の湿気の多い空気に変わって、大陸から乾燥した空気がやって来て、視界が良くなり、空が高く見え、とても過ごしやすい時期になります。つまり、秋は気温の低下とともに湿気の低下と空気も心地よく夏バテからも回復する一年中で最も良い季節なのです。
『食欲の秋』『読書の秋』『スポーツの秋』など『○○の秋』と言い表されるのは、気候上、秋が様々なことに取り組むのには1年中で最適の季節であるからなのです。
みなさんも、1年中で最も良いの季節であるこの秋、『勉学の秋』として日々を送り、その結果、『実りの秋』としてみてはいかがですか?
「合格・不合格は、紙一重」「受験に圧勝なし」
受験の世界ではよく使われる言葉です。
毎日の小さな積み重ねが、毎日少しずつ、きみたちを合格ラインに近づけていき、ラインをほんの少し超えることが出来た者だけが志望校に合格することが出来、ほんの少し足らなかった者は合格できないのである。
ラインを圧倒的に超えることが出来そうならば、事前に志望校を上方修正するであろうから、結果として、受験は紙一重で決まり、圧勝などというものはめったにないのです。
初動は少しでも早く
受験はほんの少しが成否の境目なのです。
ならば、人よりほんの少し早く動き始めれば良いのです。受験においては勝負の定石『先んずれば人を制す』はきっちりと当てはまります。
また、受験において「先延ばし」も禁物です。やることは後から後から増えてきます。
行動の先延ばしは意識の底に不安感・焦燥感を育てるだけです。
勉強も、クラブ活動などと同様に早いうちに「体」が覚えてしまえば、その負担感は軽減されます。
受験において大成功を修めた先輩たちは後輩に言います、「そんなに頑張らんでも、行けたで!!」その台詞を後輩が真に受けて頑張らなければ、エライことになります。
大成功を修めた先輩たちが大成功を修めることが出来たのは、「学習」という行為が早い段階で日常化され、日常生活の中でごく普通の行為となったからである。
勉強することが、早い段階でしんどいことではなくなったのです。そして、しんどいことではなくなると、伸び始めるのです。