高2の夏は受験スタートの夏!!
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いよいよ期末テストが近づいてきました。
自習室を利用する生徒、分からない問題を先生に質問する生徒が増え、期末テストに向けての雰囲気が日に日に盛り上がって来ています。
みなさんも、大切な高2の夏に勢いよく飛び込むために、この期末テストを精一杯頑張ってください。
そのために高2の夏に何をしておけば良いのでしょうか?
① 今の自分の成績で大学を考えるな!!
高2の夏は、難関大を目指す生徒にとって受験勉強スタートの時期です。
スタートに向けて、志望校を決めるべきです。決めるにあたって「自分の偏差値がこれくらいなんでこの大学」というような選び方はしないでください。成績なんて勉強するに従って伸びるものであり、成績を伸ばすために頑張って勉強するものなのだから。
例えば大阪大学に行きたいと心の底では思っている人が、今の自分の成績では阪大なんて無理とあきらめるなんて、「自分はこの先、阪大に合格するほど勉強しません」と宣言しているのと同じです。そんな消極的な気持ちでは行けるものも行けなくなってしまいますよ。
② でも、高2の夏に志望校を絞り込む必要はない!!
とはいえ、志望校・志望学部を厳密に絞り込む必要まではない。現実的に受験校を決めるのは高3の秋以降でいいのです。今の志望校はこの先自分が頑張って勉強するためのモチベーションなのであり、明日受験するわけではないのですから。
それから、将来の職業と大学をタイトにリンクさせる必要もありません。医者になるためには医学部、薬剤師になるためには薬学部、とういような例外もありますが、大部分は大学の学部なんて職業とはそれほど関係ありません。経済学部を出て弁護士になれるし、工学部を出て税理士になることもできる。(ちなみに、大阪府知事の橋下徹弁護士は早稲田大学・政治経済学部卒業です。)18歳の段階で職業を決める人の方が超少数ですから。
③ 夏休みはオープンキャンパスに行こう!!
夏休みになるとどこの大学でも一斉にオープンキャンパスが行われる。
ややもすると高2生は「高3生でないと参加出来ないのでは・・・・」と思い、遠慮がちになってしまいがちですが、決してそんなことはありません。難関大を志望する高3生は、夏は一心不乱に志望校合格に向かって頑張っているはずです。
受験勉強をスタートすべき高2の夏だからこそ大学を見て、感じて、モチベーションを高めるために志望校を決めよう!!
④ 何より大切なのは、頑張り始めること!!
私の塾では高2生全員に、「この夏、受験勉強をスタートしてください。そうすればどんな大学にだって合格できます。」と声を大にしてメッセージを送ります。
しかし、残念ながら全員がこのメッセージを受け、全力で頑張り始めてくれるわけではありません。だからこそ、頑張り始めた者は、周りの者に一気に差をつけることが出来るのです。