センター試験「英語」
2018年出題分析&2019年予想?
2019年は形式・難易度とも完成形の前年を踏襲!?
2018年のセンター試験「英語」(筆記)の平均点123.75点で、2017年の123.73点と比べて、0.02点しか変化しておらず、50万人を超える受験生が挑む試験としては奇跡に近い現象です。
これは大学入試センターが2017年の試験を「適切な難易度」ととらえ、前年踏襲を強く意識した結果の産物でしょう。
2018年のセンター試験では、第3問で対話完成問題がなくなり、第2問と第4問で配点が増加するなど、問題形式や配点に若干の変更はあったものの、全体を通して、グラフや広告、評論など、素材や目的に応じて英文の内容を素早く大づかみする力が求められるという趣旨に変化はなく、2021年の新しいテストの「大学入学共通テスト」開始までの間に、あえて修正が必要とされる点も見当たらない。2019年のセンター試験でも、問題全体の作り・難易度が維持されることは間違いないだろう。
2019年センター試験 大問別の傾向と対策
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⇒ 「第2問 適語選択問題・語句整序問題・文完成問題」の傾向と対策はこちら
⇒ 「第3問 不要文削除問題・発言趣旨指摘問題」の傾向と対策はこちら
⇒ 「第4問 評論文+図表・グラフ読解問題・広告検索問題」の傾向と対策はこちら
⇒ 「第5問 物語文読解問題」の傾向と対策はこちら
⇒ 「第6問 評論文読解問題」の傾向と対策はこちら