看護学校受験対策のポイント

看護学校受験対策のポイント

看護学校を受験する際の対策を載せています。看護学校の受験を考えている方はぜひ参考にしてください。

目次

推薦入試と一般入試なら、どちらの方が合格しやすいですか?

推薦入試の中でも、一般公募制の場合、出願基準の評定平均値よりかなり高くないと合格できない学校もあります。また、確実と思われがちな指定校推薦でも不合格になるケースはあります。一般入試の場合は、圧倒的に学科試験の比重が大きく、たまたま得意な問題がたくさん出て実力以上の学校に合格できることもあります。推薦で不合格の学校に、一般入試で合格することも珍しくありません。このように、推薦入試と一般入試では、まず合否判定の基準が違うので一概にどちらが合格しやすいとは言えません。自分に合う受験方法を探して対策しましょう。

ひとり何校くらい受験するの?

一般入試では、平均4校前後、多い人で10校前後受験します。合格する確率を高めるには、レベルの高い学校への挑戦やすべり止め受験も含めて、受験校を考えましょう。

学校によっては筆記試験以外に面接試験もありますが、面接が下手だと合格するのは難しいですか?

確かに、面接を重視するという学校は数多くありますが、筆記試験の結果を無視してまで面接で合格させるという意味ではありません。面接では流暢に答えることよりも、多少たどたどしくとも自分の意志・熱意を自分自身の言葉で伝えることが大切です。姿勢・服装・言葉遣いなどの常識的マナーを守った上で対策をすれば大丈夫です。

看護学校の合格は地元が有利なの?

確かに看護学校ではその学校の性格や設立の趣旨により、地元に残る看護師を何名か育てる方針の学校もあります。しかし、大半の学校で地域推薦および地元指定校推薦が実施されているので、少なくとも一般入試では、地元有利ということはありません。九州出身者が北海道で合格した例もあります。

受験勉強は1日に何時間くらいすればいいの?

勉強時間と理解度、覚えた量は必ずしも比例しませんし、個人差もあるので何時間勉強すれば合格できるとは言えません。勉強時間の長さより大切なのは、自分に合った対策を確実に実行していくことです。

小論文と作文の違いって?

主観的な内容でもよいのが「作文」で、客観的・理論的な内容が求められるのが「小論文」ですが、募集要項に「小論文」と記載されていても「作文」向きのテーマで出題されることもあり、またその逆もありますので、テーマによって使い分けましょう。「医療問題」「社会問題」に関するテーマは「小論文」と考えてよいでしょう。
どちらであれ、対策として、制限字数の80%以上は記入すること、原稿用紙の基本的な使用ルールに基づいて書くこと、高校で習った漢字を正しく使うことの3点を守ることが大切です。

数学の対策方法はたくさん解くことしかありませんか?

やたらにたくさん解くことがよいのではありません。公式や定理を身につけるための基本問題は忘れない程度に、本試験で頻出されるような標準問題は常に繰り返し解いておくべきです。数学の学力の伸びはこの標準問題レベルの学力の定着度に大きく左右されるので、そのレベルに到達していれば、あとは問題をこなせばこなすほど、数学の実力は上がっていくでしょう。

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